幼児・小学生向け英語に関する情報を発信

SNS

X Instagram

子どもの習い事にかける費用の相場を紹介!負担を減らすための方法も解説

お子さまの習い事にはどの程度の費用がかかるのか、気になるおうちの方も多いのではないでしょうか。費用相場がわからないことで、選択肢から外れてしまう可能性もあります。 

本記事では一般的に人気の高い習い事の費用相場を紹介します。習い事を始めるのにおすすめの時期や、習い事の費用を抑えるポイントも解説するので参考にしてみてください。

子どもの習い事にかける月額費用

子どもの習い事にかける年齢別の月額費用と、習い事の掛け持ち状況について解説します。 

年齢別の月額費用

習い事にかける費用は、子どもの年齢によって異なります。文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」によると、学校外活動費は以下のとおりです。なお、「習い事+塾(学習塾・家庭教師・通信指導含む)」の合計金額となります。 

年齢  公立  私立 
幼稚園  100,000  158,000 
小学校  216,000  720,000 
中学校  356,000  423,000 
高等学校(全日制)  246,000  264,000 

 上記の費用のうち、塾や通信教育などを「補助学習費」、勉強以外の習い事や活動を「その他の学校外活動費」と呼びます。公立の場合は小学校6年生以降、私立の場合は小学校4年生以降に、「補助学習費」が「その他の学校外活動費」の割合を上回っており、一定の年齢を境にして勉強に力を入れる家庭が多いことがわかります。 

※参考:結果の概要-令和5年度子供の学習費調査 調査結果の概要|文部科学省

習い事の掛け持ち状況

文部科学省が実施した「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」によると、2007年時点で習い事をしている子どもの割合は、小学校・中学校全体を通じて各学年80%前後となっています。

そのうち、習い事をいくつか掛け持ちしている子どもは、小学校・中学校全体で中学2年生・3年生を除いて40%前後でした。習い事を2つ掛け持ちしている子どもが多い傾向にあります。

※参考:子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告|文部科学省 

習い事別の費用目安

習い事別に月額費用の相場を解説します。あくまで目安なので、実際の金額は教室に確認してみてください。

英語・英会話教室

英語・英会話教室に通うためにかかる費用は、小学生の場合、月額6,000円~8,000円程度となります。レッスンの時間によっても費用は異なり、長くなるとその分高額になる傾向にあります。月謝とは別に入会金が必要となる教室が多く、一般的には10,000円~30,000円程度といわれています。 

また、月謝に加えて教材費が発生します。教材費の相場は月20,000円程度です。ただし教室によって使用している教材が異なるため、費用にも幅があるという点も考慮して選ぶとよいでしょう。

ピアノ

ピアノの習得にかかる費用は、幼児は月額7,000円程度、小学生は月額10,000円~12,000円程度が平均とされています。教室や先生が有名な場合は費用が高額になる傾向にあります。また習熟度のようなレベルによっても費用は異なるでしょう。

ピアノは自宅でも練習が必要になります。自宅にピアノがない場合はピアノを購入しなければならず、その購入費用が高額で負担になるケースが多い傾向です。発表会に出演する場合は、楽譜代や出演費、衣装代などの費用が発生します。

スイミング

スイミング教室は、月額6,000円~8,000円程度かかるといわれています。スキルが上がると、通う頻度も増える傾向にあるため、比例して費用も増えていきます。

入会金が発生するケースも多く、3,000円~7,000円程度と考えておくとよいでしょう。入会金が無料になるキャンペーンを実施している教室もあるため、入会するタイミングを見極めるとよいでしょう。

また、お子さまの身体が成長したり、スキルが上達したりすると、水着やスイミングキャップなどを買い替えなければなりません。スイミングスクール指定のバッグや、ゴーグルなどの用品も購入しなければならないことに留意しておきましょう。 

幼児教室・塾

幼児教室や塾は、習い事のなかでも費用が高額な傾向にあります。学年や教室によっても費用は異なりますが、月謝15,000円~20,000円程度になる場合もあります。学年が上がるにつれて、費用が高額になるケースが多い点が特徴です。

受験を目的とした塾の場合は、通常の授業に加えて夏期講習のような特別授業を開催しているケースが多く、受講料として別途費用が発生します。特別授業に申し込む際は、事前に費用を確認しましょう。また、教材費用や模擬試験の受験費用などの出費もあります。

書道

書道教室は習い事のなかでも安価な傾向にあり、月額2,500円~5,000円程度です。使用する道具も、3,000円~5,000円程度で一式そろえられます。初めての習い事としてもハードルが低く、気軽に始めやすいといえるでしょう。 

また、学校の授業で使用するため、すでに購入している道具があれば、そのまま習い事でも使用できます。習い事を始める年齢によっては、必要な費用が月謝だけで済みます。

プログラミング

注目を集めている習い事のひとつであるプログラミングは、月額6,000円~12,000円程度と、費用相場の幅が広い傾向にあります。パソコンを主に使用する教室や、ロボット製作を主に行う教室など、内容によって異なります。

教室によりますが、プログラミングを学ぶ際に使用するパソコンやタブレットは、自宅用にも購入する必要があります。また、ロボットを製作する場合は、ロボットキットなどの材料費が別途発生します。 

習い事の費用を負担に感じないための工夫

おうちの方が費用面で負担に感じることなく、お子さまに習い事をさせてあげるために必要な工夫を紹介します。

家計のバランスを考慮して決める

習い事の費用は「変動費」にあたります。家賃や光熱費などの固定費とは異なり、節約しやすい費用であるため、無理してまで高額な習い事を選択する必要はありません。無理して高額な費用のかかる習い事に通わせると、継続的には通えなくなる可能性があります。家計とのバランスを考慮して、無理のない範囲で習い事を選ぶのが望ましいでしょう。

年収の2~3%に抑える家庭が多い

一般的に子どもの習い事にかける費用は、年収の2~3%程度に収める家庭が多いといわれています。世帯年収から負担のない程度で習い事にかけられる費用を算出する方法は、以下のとおりです。

  • 世帯年収×(0.1~0.15)=教育費 
  • 教育費-学費=習い事の費用 
  • 習い事の費用÷子どもの人数=1人あたりの習い事の費用 

 

各家庭のお子さまの人数や年齢、掛け持ちする習い事の数で、習い事にかけられる費用は異なります。他の家庭を基準にしたり、比較したりしないことが大切です。

習い事の費用を抑える方法

習い事にかける費用を抑えるための方法はいくつかあります。ここでは、主な2つを紹介します。

兄弟姉妹で割引を利用する

習い事によっては、2人目以降の兄弟姉妹が一緒に通う場合、費用を割引してくれる教室もあります。お子さまが2人以上いる場合は、同じ習い事に通わせるというのもひとつの方法です。1人目のお子さまの習い事を検討するタイミングで、月額費用や入会料など、兄弟姉妹割引制度がないか確認しておくのがおすすめです。

また、習い事で使用するアイテムに関しても、兄弟姉妹で同じところに通えば、2人目以降のお子さまは1人目のお下がりを使用できます。1人ずつ新品を購入しなくても済む可能性があるでしょう。 

自治体主催の習い事にする

民間の習い事よりも、自治体主催の習い事のほうが費用を抑えられる傾向にあります。しかし、自治体が主催する習い事は人気が高く、抽選や申し込み期間が限定されている可能性があります。習い事が行われている公民館やスポーツセンター、役所などに直接確認・問い合わせてみてもよいでしょう。

習い事の費用を準備する方法

習い事を始める前に、ある程度の費用を用意しておくと安心です。習い事に必要な費用を準備するための方法を紹介します。 

金融商品を利用する

子どもの教育費に向けた貯蓄型保険の学資保険を利用するのもおすすめです。金融商品の活用により、効率的に費用を貯蓄しやすくなります。学資保険の場合、入学または進学に合わせて教育資金や満期保険金を受け取れます。保険やプランによって内容は異なるため、どのような内容なのか確認しておくことが大切です。

自動振替で貯蓄する

給料が振り込まれる際に、自動で教育資金のための口座に振り込まれるよう設定することも、ひとつの方法です。生活費と別の口座に分けておくことで、誤って使用してしまうことを避けられます。金融機関によっては少額から選択できるため、家計の負担にもなりにくいのも自動振替の特徴です。

まとめ

習い事にかける費用は、習い事の内容やお子さまの年齢、通う頻度、レベルなどによって異なります。世帯収入などによって習い事にかけられる費用は違うため、他の家庭と比べず、無理のない範囲で継続して通える習い事を検討しましょう。

英会話教室を習うのであれば、Sanrio English Masterがおすすめです。やる気スイッチグループの英会話教室「Winbe(ウィンビー)」や、Sanrio English Master英会話教室で使用する教材として採用されています。

英会話教室に通った場合でも教材費用は発生するため、おうちで学べるSanrio English Masterであれば、教室までの送迎や金銭的な負担も少なく始められるでしょう。07歳までが学習できるおうち英語教材は、エンタメ性の高い内容が盛りだくさんであり、お子さまが楽しみながら学習を進められます。

英会話を習い事で始めるのであれば、Sanrio English Masterをご検討ください。

この記事を書いた人

スズキ

株式会社サンリオ エデュテイメント事業部

SNS

X Instagram