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子どもの集中力を高める方法は?途切れる理由についても解説

幼少期のうちから意識して子育てをすることで、子どもの集中力をより高められます。 

本記事では、子どもの集中力が途切れやすい理由や効果的な取り組みなどについて解説します。お子さまの集中力を高めたいおうちの方は参考にしてください。

子どもの集中力は途切れやすい

子どもは周囲の環境に敏感であるため、大人よりも集中力が途切れやすい点が特徴です。そのため、子どもが集中できる時間を理解していなければ、親が求める集中してほしい時間と子どもが集中できる時間にはズレが出る点を押さえておきましょう。

さらに、子どもは興味を持ったものには驚くほどの集中力を発揮する一方で、早いタイミングで満足し次の興味へ移る傾向もあります。

集中力が続く目安

子どもが集中力を持続できる時間は、年齢+1分といわれています。また、年齢に関係なく、しっかり集中できるのは15分程度が目安とされています。

子どもの集中力が続かない原因

ここでは、子どもの集中力が続かない原因について解説します。

集中しづらい環境にいる

子どもは外からの刺激に敏感であり、周囲に集中を妨げる要因があると、気が散ってしまいます。例えば、テレビやゲーム、まんがなどが近くにある場合、それらに興味が向いてしまい、集中力が途切れることが多くなるでしょう。

このような環境で集中力を保つのは難しいことです。そのため、子どもが集中しやすい環境づくりを意識することをおすすめします。 

苦手なことをしている

子どもは、苦手なことに取り組んでいる際に集中力を失いやすい傾向があります。苦手なことをしている場合、必要性を理解していないと、すぐに飽きてしまうでしょう。

そのため、ただやらせるのではなく、目的や意味を子どもに理解させることが重要です。目的や意味理解できれば、集中力が高まりやすくなります。

不安な気持ちを持っている

子どもが不安な気持ちを抱えている場合、その影響で集中力が続かないことがあります。例えば、友達とけんかしている、家や学校で嫌な思いをしたなど、心のなかに不安があると、集中することが難しくなります。

この場合、無理に集中させるのではなく、まずは不安な気持ちを解消できるよう話を聞いてあげるとよいでしょう。

生活習慣が乱れている

睡眠時間不足、朝食を抜いているなど、生活習慣が乱れていると集中力が続きません。特に睡眠不足は、イライラやケアレスミスの原因にもなり、学習や活動の効率を大きく下げてしまいます。 

このような場合は、まず不規則な生活を整えることから始めましょう。規則正しい生活習慣を身につけることで、集中力が持続しやすくなります。

集中力がある子どもとない子どもの特徴

ここでは、集中力がある子どもとない子どもの特徴について解説します。

集中力がある子ども

集中力がある子どもの特徴は、以下のとおりです。

  • 先天的に高い集中力を持っている
  • 必要性が高くなると集中できる

 

など

集中力がない子ども

集中力がない子どもの特徴は、以下のとおりです。

  • 周りの人や環境が気になりやすい
  • 人の気持ちを察知しやすい

 

など 

集中力を高める方法

ここでは、子どもの集中力を高める方法について解説します。 

興味のあることに没頭させる

子どもが興味を持っていることに取り組む時間をつくることは、集中力を高めるために有効な方法です。

絵を描く、本を読むなど、子どもが好きなことに没頭できるようサポートしましょう。これにより、楽しみながら自然に集中する力が鍛えられます。ひいては、好きなこと以外の活動にも応用できる集中力が育まれます。

時間を意識させる

子どもに時間を意識させることも、集中力を高めるために役立ちます。実行しやすい方法としては、タイマーを使って時間を計る方法がおすすめです。具体的なゴールを設定し、「あと何分頑張ればよいか」を子どもが把握できるようにすると、集中力が持続しやすくなります。

周囲の環境を整える

子どもが集中するためには、まず周囲の環境を整えることが重要です。テレビやまんが、ゲームなど刺激的なものが近くにあると、それらに気を取られてしまいます。

そのため、気が散る要因を遠ざけ、集中できる環境をつくるようにしましょう。小さなことにも敏感に反応するため、集中を乱すものが視界に入らないようにする配慮が大切です。

目標達成を促す

子どもが集中できるようにするためには、具体的な目標の設定が有効です。無理なく達成できる目標を子ども自身が決めることで、取り組む意義を感じやすくなります。 

おうちの方は、お子さまが目標に向けて取り組む過程を見守り、必要に応じてサポートをしてください。

おうちの方が意識すべき注意点

ここでは、おうちの方が意識すべき注意点について解説します。

「集中力がない」といわない

おうちの方が意識すべきことは、お子さまに対して「集中力がない」といわないことです。このような否定的な言葉を聞くと、お子さまは「自分には集中力がないのだ」と思い込んでしまい、その結果、本当に集中できなくなる可能性があります。 

逆に、お子さまが集中して何かに取り組んでいる姿を見たら、積極的にほめてあげることが大切です。自信がつくと、さらなる集中力向上につながります。

集中しているときに話しかけない

タイミングによっては子どもが集中しているときに、話しかけない方がよいでしょう。安易に話しかけると、集中を妨げることにな恐れがあります。後でほめてあげるようにして、その場ではそっと見守ることが、子どもの集中力を保つためには大切です。

集中力を高められる遊び

こでは、子どもが集中力を高められる遊びについて解説します。

折り紙

折り紙は、手先を使って細かい作業を行うため、集中力を養うのに向いている遊びです。つくりたい形を目指して折っていくことで、集中力が鍛えられます。初めは簡単な形を折り、慣れてきたら少しずつ難易度を上げていくとよいでしょう。 

また、折りながら「次はどうする?」などの会話を通してコミュニケーションを取ることもできます。

ジグソーパズル

ジグソーパズルは、集中力や記憶力、注意力を同時に鍛えられる遊びです。パズルの完成を目指してじっくりと取り組めるので、集中することができます。また、完成したときには大きな達成感を得られるでしょう。

まずは簡単なパズルから始め、クリアできたら徐々に複雑な絵柄やピース数が多いものにチャレンジしていくことをおすすめします。

ボードゲーム

集中力を高められる遊びとしては、ボードゲームが挙げられます。ボードゲームは、すごろくやオセロなど多彩な種類があります。なお、ゲームによっては長時間のプレイが求められることもあります。時間をかけて取り組むことで集中力が養われるでしょう。

また、試行錯誤して次の手を考える過程で、考えるための集中力だけでなく思考力を鍛えることが可能です。

まとめ

お子さまの集中力を高めるためには、環境づくりが重要なポイントです。幼少期は集中しにくいという特性を理解したうえで、工夫をしながら、お子さまの可能性を広げていきましょう。

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この記事を書いた人

スズキ

株式会社サンリオ エデュテイメント事業部

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