幼児・小学生向け英語通信教育の選び方|目的・学習スタイル・料金別に徹底解説
幼児・小学生向けの英語通信教育のサービスは需要が高く、多くの種類があります。そのため、教材選びに迷う場合もあるのではないでしょうか。
本記事では、英語通信教育のメリット・デメリットや、選び方、おすすめの英語通信教育を紹介します。お子さまにぴったりの英語通信教育を選ぶためにお役立てください。
目次
幼児・小学生向け英語通信教育とは?
英語通信教育は、テキスト・タブレット・DVDなどを使い、自宅で英語を学べる学習サービスです。幼児・小学生向け教材では、月ごとにレベルに応じた教材が届き、年単位で体系的に学習できる仕組みが一般的ですが、買い切りタイプもあります。
英語通信教育は、お子さまに小さいうちから英語に触れてもらい、発音やリズムに慣れさせたいと考える保護者から人気を集めています。
幼児・小学生向け英語通信教育のメリット
英語通信教育は、学習環境や経済面などでメリットがあります。英語教室との比較を交えながら解説します。
お子さまやおうちの方のペースに合わせて英語を学べる
英語通信教育は、決まった時間に縛られず、好きなタイミングで学習できます。グループ学習ではないため、ほかのお子さまと比較して焦ることなく、自分のペースで進められます。
お子さまの体調や気分に合わせて学習時間を調整できることから、無理なく続けやすいでしょう。また、教室への送迎がなく、おうちの方の時間的な負担が少ないのもメリットです。
教育費用が良心的
英語通信教育は、費用が抑えられる傾向があります。一般的に英語通信教育の費用の目安は、月額約1,500円~8,000円といわれており、12か月では約18,000円~96,000円です。さらに、自宅で学習できるため、交通費やガソリン代もかかりません。
また、タブレットや学習用ペンなどの一部の教材や機器は共有できるため、2人兄弟だと費用は半分、3人兄弟だと3分の1で利用できる点も魅力です。ただし、英会話教室やレッスンの頻度、使用する教材などによっても費用が異なるため、確認が必要です。
自宅で英語を学ばせられる
リラックスできる家庭環境で学べる点も、英語通信教育の魅力のひとつです。慣れた環境のなかで、おうちの方が見守り、コミュニケーションを取りながら学習できるため、お子さまが安心して取り組めます。学習の進み具合もマンツーマンで把握できることから、複数人で学ぶ英会話教室と比べると、フォローが行き届きやすい面があります。
幼児・小学生向け英語通信教育のデメリット
魅力の多い英語通信教育ですが、一方でデメリットもあります。
臨場感に乏しい場合がある
英語通信教育はテキストや動画視聴が中心となります。講師とのリアルタイムなやり取りがない場合は、会話のキャッチボールを経験しにくい面があります。ただし、現在は動画や、音声認識AIを活用した発音チェック機能などもあり、デメリット面は減ってきています。
おうちの方のフォローが必要になる場合がある
お子さまの年齢の観点から、自主的な学習を任せるのはどうしても無理があります。英語学習を続けてもらうには、おうちの方からの声がけや励ましを行うことが大切です。また、お子さまの理解が進まない部分があれば、適切なフォローも必要です。
英語通信教育を目的で選ぶ
英語通信教育を受けさせる目的は、家庭によって異なります。代表的な目的別に英語通信教育を選ぶポイントを解説します。
英語に親しみを持たせるための通信教育を選びたい
「まずは英語に慣れてほしい」「興味を持ってほしい」という場合は、遊び感覚で楽しめる教材が適しています。例えば、お子さまが好きなキャラクターが登場する教材や、ゲーム要素を取り入れた教材なら、お子さまが楽しく学べ、飽きにくくなります。特に、視覚や聴覚、触覚などの感覚を刺激する工夫がされている教材がおすすめです。
知育も兼ねた通信教育を受けさせたい
知育とは、記憶力や想像力、論理的思考力などを育む学習方法です。知育教育と英語通信教育を兼ねたい場合は、論理的思考や表現力などの学習にも配慮された教材が適しています。
例えば、ストーリー仕立てで登場人物の行動を考えながら問題を解く教材や、英語の指示を聞いてキャラクターを動かすゲーム教材などは、言語の理解力と知的能力を高められます。
フォニックス英語対応の通信教育を受けさせたい
フォニックスとは、文字と発音の規則性を学ぶことで、正しい発音や読み書きを習得する学習法です。フォニックスを学ぶことで、初めて見る単語でも発音を推測できる力を身につけられます。
英語圏の子どものために開発されたもので、日本の小学校でも取り入れ始めているため、将来の学習がスムーズになる効果が期待できます。フォニックスで英語を学ばせたい場合には、対応が明記されている教材がおすすめです。
英語通信教育を年齢で選ぶ
対象年齢が設定されている英語通信教育を選ぶ方法もあります。なお、子どもによって発育状況は異なるため、あくまで目安としてください。
0~1歳に適した英語通信教育
0~1歳は、周囲の音や声を楽しみ、言葉のリズムを自然に吸収している時期です。そのため、英語のリズムや発音に触れられる音楽や動画を活用した教材が適しています。また、親子で一緒に英語の歌を聞いたり、簡単な手遊びができたりする教材もおすすめです。
1~2歳に適した英語通信教育
1歳頃から単語を発するようになり、周囲の音を真似する力が強くなります。2歳頃は、簡単な言葉を組み合わせるようになり、英語の音に対する感覚が育ちやすい時期です。
1~2歳頃に多くの英語の発音に触れることで、正しい発音やイントネーションの基礎が身につきます。そのため、ネイティブの発音が収録された動画や、インタラクティブなアプリケーションを活用して、視覚や聴覚を刺激しながら学べる教材がおすすめです。
※インタラクティブとは、「対話式」を意味します。
3~4歳に適した英語通信教育
3~4歳は、「なぜ?」や「どうして?」と疑問を持ち、模倣しながら新しい言葉を覚える時期です。発語が増え、周囲の状況に応じた言葉を使えるようになります。4歳頃になると、文法的に正しい文章を話し始めます。
3~4歳に適した教材は、英語を通じて学ぶ力を育てられるものです。例えば、ストーリー性の豊かな教材であれば、英語だけでなく、理解力や論理性も育てられます。
5~6歳・小学生に適した英語通信教育
5歳頃から自分の意見をはっきり言えるようになり、友達とのかかわりが深まります。6歳頃になると集団生活に慣れ、友達と自分を比較しながら成長していきます。
そのため、この時期の英語学習で取り入れたいのは自己表現です。例えば、日常英会話をテキストや音声でインプットするだけでなく、アウトプットする機会が設けられた教材が効果的です。
英語通信教育を学習スタイルで選ぶ
一口に英語通信教育といっても、さまざまな学習スタイルがあります。それぞれの特徴について解説します。
動画・アニメーションが充実した教材
お子さまが直感的に英語を覚えやすい英語通信教育は、多くの動画や音声を組み合わせている教材です。視覚(映像)と聴覚(音声)を同時に刺激することで、英語の意味をイメージと結びつけやすくなります。
これにより、テキストから意味を理解するのと比べて、学習ハードルを低くできるでしょう。特にオリジナルキャラクターやストーリーがあるものは、お子さまの興味を引きやすく、学習意欲が高まる傾向があります。
学習アプリケーションを活用した教材
お子さまに自主的に学習してもらいたい場合には、音の出るペンやおもちゃ、音楽と英語を組み合わせた学習アプリケーションなどが充実した教材が向いています。遊び感覚で学べるため、興味を持ってもらえれば、長時間集中して取り組んでもらえるでしょう。
学習アプリケーションはレベル別に学習できるものも多く、お子さまの英語力に合わせた学習が可能です。
発話やリスニングが充実している教材
会話力を伸ばしたい場合に適しているのは、発話やリスニングが充実している教材です。ネイティブ音声が収録されたDVDや、タッチペンのタッチで、単語やフレーズが再生される絵本などの教材が挙げられます。
近年では、AI音声認識機能を搭載したアプリケーションや、キャラクターと会話できるアプリケーションのように、先進的な通信教育も提供されています。
テキスト中心の教材
お子さまに机に向かう習慣をつけてもらいたい場合には、テキスト中心の教材が最適です。紙の教材を使うことで、「文字を書く・読む」の学習ができ、英語を学びながら、勉強の習慣をつけられます。テキスト中心の教材では、小学校の入学準備に役立つ内容が多いのが特徴です。
英語通信教育を料金プランで選ぶ
英語通信教育は、英会話教室に比べると費用が安い傾向がありますが、慎重に選びたいところです。料金プランのチェックポイントを解説します。
初期費用と料金
幼児・小学生向けの英語通信教育は、経済的に続けやすいものを選ぶ観点も必要です。英語通信教育とは別に、タブレットやパソコン、電子ペンなど、初期費用がかかる場合もあります。
教材費や月額利用料はサービスによって幅があるため、事前に総額の費用を見積もっておくとよいでしょう。
月額制か買い切り型かで選ぶ
英語通信教育には、月額制と買い切り型の2種類があります。月額制は毎月定額料金で利用でき、費用負担が分散される点がメリットです。一方、買い切り型は初めにまとまった費用が必要ですが、長期的にみると割安であるのが一般的です。
短期間で試してみて、向いていなければ辞めたい場合は月額制、長期間利用するなら買い切り型を選ぶといった方法もあります。
無料体験(サンプル)のある通信教育を選ぶ
優れた英語通信教育であったとしても、お子さまの関心を引けなかったり、性格と合わなかったりする場合も少なくありません。できれば、無料体験(サンプル)で、お子さまの反応を事前に確かめておきたいところです。
英語通信教育のなかには、トライアルや無料体験キャンペーンを実施しているところもあるため、探してみるとよいでしょう。
幼児向け英語通信教育を成功させるポイント
英語通信教育は、状況によっては受け身の学習になってしまいがちです。学習効果を高めるためのポイントを解説します。
アウトプットを積極的に取り入れる
インプット(聞く・読む)だけでは、知識が受け身のままになり、実践的な力がつきにくい傾向があります。インプットした後にアウトプット(話す・書く)を行えば、知識を定着させ、英語を使える段階にまで高めるのに効果的です。
アウトプットを積極的に取り入れた教材を活用し、お子さまが日常生活のなかで自然に英語を話す環境を整えると、学習効果が高まります。
楽しく英語を学んでもらう
幼児・小学生向けの英語通信教育では、遊びや楽しみの要素が重要です。おもちゃやゲームの遊びの延長上で英語学習に入れるのが、理想的といえるでしょう。
例えば、動物や好きなキャラクターが登場する教材や、手遊びやダンスを取り入れた学習など、お子さまが興味を持ちやすいテーマの教材を選ぶと、飽きずに続けられます。
「Sanrio English Master」は遊びながら楽しく英語が身につく
Sanrio English Masterは、おうち英語にピッタリな英語教材です。おうちの方のフォローが必要なことが、英語通信教育のデメリットでしたが、1日1回DVDプレイヤーのボタンを押して、約20分の動画を見せるだけでよく、メリットとなっています。
「シナぷしゅ」や「もいもい」を総合指導した開一夫教授とサンリオが、お子さまのために開発した、新キャラクター「エディ」と「ピタ」がメインキャラクターとして登場し、お子さまの英語への興味と集中力を引き出します。AI技術を活用したアプリケーションも入っているため、リアルタイムで会話のアウトプットができます。
教材が英語と知育を学べる「W学習」システムとなっている点も見逃せないポイントです。エディと一緒に歯を磨くところから始まり、大人でもわからないような「どうして石けんから泡が出るの?」「どうして鳥は飛べるの?」といった知的好奇心を刺激する内容も学べます。
日常会話に必要なフレーズや語彙、文法を網羅しており、学習ボリュームも十分です。さらに、知育要素も兼ね備えており、お子さまの理解力、コミュニケーション能力などを成長させるためにも効果的です。
絵本と動画で収録されているフォニックス英語のほか、リズムやメロディーに乗ってフレーズを繰り返し発声する「チャンツ」や、体を動かして直感的に理解する「TPR(全身反応教授法)」も取り入れています。
今なら無料サンプルをお申し込みいただけます。
まとめ
英語通信教育はお子さまのペースで取り組めることや、自宅で学ばせられることなどから人気の学習法です。幼児・小学生のうちから取り組むことで、ネイティブの感覚を自然に吸収する効果を期待できます。
Sanrio English Masterは、2023年3月より株式会社サンリオが販売している英語教材です。サンリオならではの高いエンターテインメント性をもち、遊びながら楽しく英語が身につきます。英語力に加えて、考える力や調べる力、運動する力を身につけられるように設計されているため、ぜひご検討ください。