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非認知能力とは?その保育の基礎知識やコツ、育む遊び方も詳しく紹介

近年、非認知能力に対する関心が高まっています。子どもたちが将来を豊かに過ごすには、非認知能力を育むことが重要です。

この記事では、非認知能力の基礎知識について触れたうえで、非認知能力を育むための保育のコツや具体的な遊び方などを解説します。保育で非認知能力を育むために、ぜひ参考にしてください。

非認知能力とは?(基礎知識を知ろう)

そもそも非認知能力とは、どのような力なのでしょうか。ここでは、非認知能力の基礎知識について解説します。

非認知能力とは

非認知能力とは感情や心の働きなどのことであり、数値では表しにくい能力です。社会情動的スキルとも呼ばれます。数値化できない非認知能力に対し、数値化できる能力は認知能力と表現されます。例えば、IQテストや学力テストなどで測定できる能力は、認知能力です。

従来は認知能力が重視されてきましたが、子どもたちの将来の成功には非認知能力が大切だとわかってきました。そのため、非認知能力を育むための保育に注目が集まっています。認知能力を伸ばすうえでも、高い非認知能力があると役に立ちます。

意志や何かに夢中になる能力

非認知能力にはさまざまな力が含まれており、例えば子ども自身の意志で行動する力や物事に夢中になる力も非認知能力のひとつです。高い非認知能力があれば、たとえ失敗しても何度も挑戦する意識や創意工夫するスキルなどが身につきます。そのような力は、子どものときだけでなく大人になってからもさまざまな場面で役立ちます。意志や何かに夢中になる能力は、生涯にわたって重要です。

自分を好きだと思える能力

自分を好きだと思う自己肯定感も、非認知能力に該当します。自分には価値があり、自分自身を素晴らしいと思う意識は、生きていくうえで大切です。

自分を好きだと思える能力を育むには、周囲から深く愛されたり、ありのままの自分を受け止めてもらったりする経験が必要です。人との関わりのなかで繰り返し安心感を得られると自信につながり、自己肯定感が高くなる傾向があります。

気持ちをポジティブにコントロールする能力

感情の自己制御能力も非認知能力に含まれます。何か嫌なことがあってもポジティブに捉えて正面から取り組み、解決策を考えられれば、大人になってからも困難に立ち向かえます。長い人生のなかではさまざまな出来事が起こるため、気持ちを前向きにコントロールして物事に取り組む力は特に重要です。

ただし、感情を押し殺して我慢すればよいというわけではないため、捉え方には気をつけましょう。負の感情を受け止めたうえで、なるべく前向きに考えられるようにする必要があります。

コミュニケーション能力

周囲の人とコミュニケーションをとる力も非認知能力です。人に対して思いやりをもったり、人と協力したりする経験をすると、コミュニケーション能力を育むきっかけになります。コミュニケーション能力は成長とともに重要度が増していき、大人になれば社会で生きていくために不可欠となります。高いコミュニケーション能力を身につけるには、子どものうちから育むことが大切です。

非認知能力を育む保育をするコツ

保育で非認知能力を育むには、どうすればよいのでしょうか。具体的なコツを解説します。

自主的に遊べるようにする

非認知能力を育むには、保育において子どもが自主的に行動できるようにする必要があります。子どもの様子を見守り、大人の関与は最小限にとどめましょう。遊びの選択もなるべく子ども自身に任せるべきです。具体的な選択肢を与えたうえで、そのなかから子ども自身が自主的に選んで遊べるようにしましょう。

自己肯定感を高める

すでに触れたとおり、自己肯定感は非認知能力を向上させるために重要な要素のひとつです。自己肯定感を高めるには、否定的な言葉をかけないように気をつけましょう。可能な限り、子どもを褒めることが大切です。常に、子どもの積極性を伸ばすような言葉をかける必要があります。

安全に遊べる環境にする

非認知能力を高めるには、子どもが安全に遊べる環境の整備も重要です。安心できる環境は、大人が配慮しなければ作れません。安全に遊べる環境を提供された子どもは、大人から愛情をもって見守られていると感じられます。非認知能力を高めるには、そのような安心感も必要です。

非認知能力を育む遊び方

ここでは、保育において非認知能力を育む遊び方について解説します。

体を動かして遊ぶ

子どもが体を動かして遊ぶと、挑戦しようとする力を向上させられます。例えば、階段の登り降りも、初めて取り組むときは子どもにとって大きな挑戦です。挑戦には危険も伴いますが、大人が安全に配慮したり見守ったりすれば、安心してチャレンジできます。そのような経験をすると、非認知能力を育めます。

自然環境のなかで遊ぶ

自然環境のなかで遊ぶと、非認知能力を高める効果を期待できます。例えば、袋を1つ持って林に出かければ、子どもはさまざまなものを集めて遊ぶでしょう。落ち葉や木の実など、子どもによって集めるものは異なります。自然環境のなかには普段なかなか触れられないものが多く、子どもの好奇心を刺激できます。

作って遊ぶ

子どもは、どのようなものでもアートに変える力をもっています。お絵かきや粘土遊びなど自ら何かを作る遊びに取り組むと、創造力や発想力を育むことが可能です。最後までやり切れば子ども自身が「できた」と感じられるため、非認知能力の向上につながります。

何かになりきって遊ぶ

何かになりきる遊びも、非認知能力を向上させるきっかけになります。例えば、布を用意すれば、子どもはマント、ドレス、おばけなどに見立てて遊びます。何かになりきって遊ぶと創造力を鍛えられるだけでなく、周囲の人とのコミュニケーション能力も育むことが可能です。

大人と遊ぶ

大人と遊ぶと、子どもは安心感や信頼感を得られます。大人と触れ合ったりじゃれ合ったりすると、自分の安全や信頼を確かめられるからです。子どもの非認知能力を伸ばすには、子どもの安全を担保しながら大人が積極的に誘うことが重要です。子どもの自主性を尊重しつつ、大人と一緒に遊ぶ機会を多く設けましょう。

非認知能力を育む保育を取り入れる際の注意点

非認知能力を育む保育を取り入れる場合は、気をつけたいこともあります。具体的な注意点をあげて解説します。

子どもを受け止める

保育で非認知能力を育むには、大人が子どもを受け止める必要があります。子どもは、スキンシップやコミュニケーションを通して自己肯定感を高めていきます。ただし、大人が子どものすべてを受け止めて味方でいることが前提です。大人が子どもに安心感を与えるとポジティブな感情をもちやすくなり、非認知能力の向上につながります。

遊びやお手伝いを日常的に取り入れる

子どもは、日々のさまざまな遊びを通して非認知能力を高めていきます。多様な経験をする必要があるため、危険でない限り自分の意志で主体的に遊べるようにしましょう。遊びのなかでお手伝いに取り組む機会を作ることも効果的です。手伝いができた際に褒めたり感謝の言葉をかけたりすると、非認知能力の向上が期待できます。

子どもの好きなことを取り入れる

非認知能力を高めるには、子どもの意思を尊重する必要があります。子どもが何かに興味を示してやってみたいという意思表示をしたら、それを受け止めて自由にやらせてあげましょう。子どもの興味は、好きなことからどんどん広がっていく傾向があります。

大人が先回りして助言や手助けをし過ぎると子どもの興味を削ぐ原因になるため、避けるべきです。あくまでも子ども自身が主体的に取り組めるようにする必要があります。

遊びを通じた英語学習にはSanrio English Masterがおすすめ

子どもの非認知能力を保育で伸ばすうえでは、習い事も効果的です。習い事を選ぶ際は、子ども自身の興味を重視する必要があります。また、子どものペースでさまざまな体験ができる習い事がおすすめです。

英語学習や知育の教材である「Sanrio English Master」は、これらの習い事の要素を満たしています。子どもが英語に興味をもてるよう工夫されており、本人のペースで学んで成長できる内容です。多種多様な教材があり、さまざまな体験ができます。

例えば、カードリーダーのかるたモードやタッチペンでは、間違った回答をしたり音が鳴らない箇所を押したりしても、「Try again!」と前向きに再チャレンジできるフレーズで音声が流れます。また、問題に正解すれば褒められる仕様になっており、自己肯定感を育むことが可能です。何度も挑戦したくなる工夫が多く取り入れられています。

おしゃべりぬいぐるみは、右手、左手、右足、左足、おなかにボタンがあり、押すとフレーズや歌が流れます。口がパクパク動くよう設計されており、本当にしゃべる友達のような感覚で楽しく遊ぶことが可能です。また、あえて期待を裏切る「期待違反法」を採用し、ランダムにフレーズや歌が流れる仕組みです。子どもが飽きずにずっと遊べるようになっています。

Sanrio English Master」は社会性やコミュニケーション力の向上を期待できる教材であり、継続的に取り組むと非認知能力を高められます。

まとめ

非認知能力は、豊かな人生を送るために重要な力です。子どもはさまざまな遊びを通して非認知能力を高めていきます。そのためには子どもの自主性を尊重し、子どもが安心して遊べる環境を用意する必要があります。また、大人が一緒に遊んだり、褒めたりすることも大切です。

Sanrio English Master」は英語を身につけられるだけでなく、非認知能力の向上にもつながる教材です。エンターテインメント性に優れており、親子で一緒に遊びながらさまざまな知識やスキルを身につけられます。英語と知育の両方に取り組めるため、まずは無料サンプルや無料体験などをぜひお試しください。

この記事を書いた人

スズキ

株式会社サンリオ エデュテイメント事業部

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