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3歳児ができることの目安を表で解説!できることを増やす方法と注意点も紹介

成長が著しい3歳児は、何ができるのかが把握しにくい傾向があります。お子さまの成長が気になる方も多いでしょう。

この記事では、3歳児ができることを表を用いてわかりやすく紹介し、具体的に解説します。できることを増やす方法や注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

3歳児ができることの目安を表でチェック!

3歳児ができることの目安は以下の表を参考にしてください。

  3歳でできること
運動
  • 基本的な動作ができる
  • バランスが取れる
知能
  • ごっこ遊びを楽しめる
  • 小さな数を数えられる
動作・操作
  • クレヨンで絵が描ける
  • 積み木でトンネルなどが作れる
言語
  • 3語文を使える
  • 名前や年齢などの簡単な質問に答えられる
社会性
  • 順番を待てる
  • 簡単なマナーやルールが守れる
生活習慣
  • サポートなしで着替えや食事ができる
  • トイレに行きたいと意思表示ができる
記憶力
  • 簡単な単語を記憶して伝えられる

ここからは、上記の内容について詳しく解説します。

運動の目安

3歳になると運動機能が発達してくるため「走る・ジャンプする・よじ登る」といった、基本的な動作ができるようになります。バランスを取れるようにもなり、片足でケンケンしたり、平均台の上を歩いたりすることも可能です。腕の力も発達するため、20秒程度であれば鉄棒にぶら下がれるでしょう。

音楽に合わせて、歩く・走る・止まる・ギャロップ(リズム運動のひとつで、スキップの前段階の動き)などもできるので、リズム遊びが楽しくなる時期です。三輪車も漕げるようになります。

知能の目安

自我が形成され始める3歳児は、自分の好みや意志を表現するようになります。形や色などの概念に興味を持つ時期でもあり、物事への関心が強くなる点が特徴です。想像力が豊かになると、ごっこ遊びに興味を持つお子さまも増えるでしょう。

また、思考力や認識力、理解力が高まるため、以前よりも複雑な絵本を楽しめます。小さな数であれば自分で数えられるお子さまも出てきます。

動作・操作の目安

3歳児になると、手先が器用になり、多くの動作ができるようになります。例えば、物をつかんで投げたり、積み木でトンネルを作ったりなどができます。クレヨンで絵を描くこともできるため、お絵かきをする時間が増えるお子さまもいるでしょう。紙を折ったり破ったり、ハサミやのりを使って工作もでき始める頃です。

言語の目安

3歳は理解できる言葉が急速に増える時期です。その特徴として、3語文を使えるようになり、今までよりも気持ちや要望を伝えられる、ということが挙げられます。3語文とは、3つの単語で構成された言葉であり、「パパ 抱っこ して」などが該当します。他にも、以下のようなことができるようになります。

  • 挨拶をする
  • 名前・年齢など簡単な質問に答える
  • 呼ばれたら返事をする
  • 接続詞を使える
  • 助詞を使う
  • 長めの会話をする
  • ものを言葉で表現する(硬い、柔らかい、カチカチ、ふわふわなど)

 

社会性の目安

感受性が豊かになる3歳児は、徐々に他人の気持ちや状況を察したり想像したりできるようになるため、友達と遊ぶのが楽しくなります。物の貸し借りや順番を待てるようになり、「静かにする」「走らない」などのルールが守れます。

また、「入れて」「貸して」「ありがとう」「どうぞ」「ちょうだい」など、遊びのなかで必要な言葉も使えるようになるでしょう。

生活習慣の目安

3歳時は徐々におむつが取れて「トイレに行きたい」と意思表示ができるようになります。おうちの方のサポートなしでできることが増え、着替えやトイレ、食事を一通り1人でできるお子さまもいるでしょう。顔や手を洗う、歯を磨く、うがいをするなどの日常的なこともできるようになります。

また、体が発達することで自分の荷物を持てるようになり、おうちの簡単なお手伝いができるようになります。

記憶力の目安

記憶力の面では、23個の単語(バナナ、リンゴ、ぶどうなど)を記憶し、伝えることができます。簡単な内容であれば記憶できるため、絵本を集中して見られるお子さまも少なくありません。

3つのコップの中に1つだけお菓子を隠すと、記憶できているので、どこに隠したか把握できます。コップを移動させたとしても、視覚的に追うことができるでしょう。

3歳でできることを増やすには?

ここからは、3歳でできることを増やす方法について解説します。

外遊び

外遊びは体の使い方を体験できる最高の機会です。さまざまな体験をすることで、基礎体力や運動神経を育むことができます。

3歳ができる外遊びと期待できる効果は、以下の表を参考にしてください。

  期待できる効果
ケンケンパ 瞬発力・筋肉・体幹・リズム感・平衡感覚を鍛える
影踏み 相手の動きをしっかり見る力や戦略を考える力を育む
ゴム跳び 相手の動きをしっかり見る力や戦略を考える力を育む

読み聞かせ

絵本の読み聞かせは、お子さまの語彙力や想像力、人を思いやる気持ちを育むことができます。幼児向けの簡単なストーリーや、子どもが好きなテーマの絵本を選ぶと、集中して話を聞いてくれるでしょう。わからない言葉があれば、意味を説明して理解を促すことも大切です。

手先の運動

手や指先は第2の脳ともいわれており、使うことで脳が刺激されます。家庭で行うなら、積み木や粘土、折り紙、紐通し、シール貼りなどが、準備もしやすくおすすめです。新しく購入しなくても、新聞紙を掴む、ちぎる、丸めるなどの動作も良いでしょう。

挨拶

3歳児は話せる言葉が増え、社会性が身に付くため、挨拶を積極的に行うようにしましょう。お子さまの1番の見本はおうちの方なので、まずはおうちの方が手本を見せることで少しずつ身に付いていきます。挨拶がテーマの絵本を読み聞かせたり、ごっこ遊びのなかに挨拶を取り入れたりするのもおすすめです。

3歳でできることを増やすためにおうちの方ができること

ここからは、3歳でできることを増やすためにおうちの方ができることを解説します。

信頼関係を作りサポート役に徹する

信頼関係が築けていると心が安定するため、人を思いやる気持ちが持てるようになります。うまくできないときは先回りしたくなるものの、おうちの方は見守り、サポート役に徹することで成長のチャンスが広がります。

質問にはしっかり答える

3歳児は知的興味や関心が高まる時期なので、質問が多くなります。忙しさを理由にごまかしたりするのではなく、しっかりと答えるように心がけてください。その場で質問に答えることで、やり取りの楽しさや言葉を覚えられるようになるでしょう。

生活のリズムを整える

規則正しい生活が身に付いていないと、保育園・幼稚園に入ってからリズムを整えるのに苦労します。幼児期は一般的に6時台起床、21時台就寝が多いため、こちらを目安に就寝と起床の時間が毎日同じ時間になるように心がけてください。

また、スプーン、フォーク、箸の練習や、早寝早起きや歯磨きの習慣などが身につくようにするなど、安全面に配慮しながらサポートしましょう。

主張は受け止める

自我が確立してくる3歳児は、自分でやりたい気持ちを持つ時期であり、大人が手伝うことを嫌う場合があります。おうちの方としては「時間がかかる」「手間が増える」と思うかもしれませんが、自主性を育むチャンスだと考え、お子さまの主張を認めてあげるように心がけましょう。

チャレンジの機会を与える

3歳児は身の回りのことに興味を持つ時期なので、興味こそが自主的に学ぶ意欲につながります。興味の対象を広げるためには、チャレンジの機会を豊富に与えることがポイントです。

チャレンジをさせるときは、簡単な内容から少しずつ達成する「スモールチャレンジ」がおすすめです。小さな成功体験を積むことで自信につながるため、チャレンジ中はできるだけ見守るようにしましょう。

褒めて伸ばす

お子さまのできることを増やすには、褒めて伸ばすことを意識してください。子どもは親に褒めてもらうと、喜びを感じ自信が持てるようになります。成功して褒められると、達成感も得られ、意欲の向上にもつながるでしょう。

イヤイヤ期にも対応する

3歳はまだイヤイヤ期の時期でもあるため、おうちの方が横から口を出すと癇癪を起こすお子さまもいるでしょう。その際に叱るのではなく、まずは意見や主張を肯定し、気持ちを受け止めてあげることでお子さまの安心感につながります。

3歳でできることを増やすときの注意点

続いては、3歳でできることを増やすときの注意点を解説します。

叱るときは理由を伝える

お子さまを叱るときは感情的に怒るのではなく、理由をわかりやすく伝えましょう。感情的に叱ってしまうと、恐怖感が先行し、何について叱られているのかがわからなくなります。しかし、自分自身や他人を傷つけたとき、危険の高いことをした場合は、心から叱るべきです。

好奇心に寄り添う

3歳児は物事への興味・関心が高まり、好奇心が旺盛になります。その際に、お子さまの好奇心に寄り添うことで、ワクワクする気持ちを育むことができるでしょう。知的好奇心は集中力の向上にもつながるため、先々の学力の伸びが期待できます。

考えや話を聞く

3歳頃は意志をしっかりと持ち始めるので、自己主張が強くなるお子さまが少なくありません。おうちの方としては思い通りにならないことが増えるものの、自立に向けた準備期間と捉え、お子さまの感情や考えを理解し尊重するように心がけてください。

意見を受け入れられない場合は、いったん受け止めて考えを聞いたうえで、受け入れられない理由を丁寧に説明すると良いでしょう。

疲れたときは少し離れて休憩する

おうちの方は大人といえども、何でも完璧にこなせるわけではありません。お子さまのお世話や意見の食い違いなどで、疲れることもあるでしょう。そのときは、少しその場を離れて、気持ちをリフレッシュさせることも大切です。

3歳でできることの目安に不安を感じたら?

成長には、環境の差や個人差があります。お子さまに関して気になることがいくつもあると、発達に問題があるのか不安を感じるでしょう。その場合は、3歳児健診や次で紹介する相談先への相談を検討してください。

相談の目安としては、コミュニケーションやお友達との関わり、集団生活のなかで気になることがある場合などが挙げられます。

お子さまの発達が気になるときの相談先

成長や発達に不安を感じているなら、専門家に相談すると適切なアドバイスをもらえる可能性があります。

一般的な相談先は以下の通りです。

  • 小児科
  • 子育て支援センター
  • 児童家庭支援センター
  • 児童相談所
  • 児童発達支援センター
  • 保健所・保健センター
  • 自治体の子育て相談窓口
  • 育児相談電話

 

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まとめ

3歳児は1人でできることが増えるので、成長を感じるでしょう。できることをさらに増やすには、外遊びや読み聞かせなどを積極的に取り入れることがポイントです。サポート役に徹したり、チャレンジの機会を増やしたりすることで、さらなる成長が期待できるでしょう。

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この記事を書いた人

スズキ

株式会社サンリオ エデュテイメント事業部

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