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0歳児向けの遊びアイデア14選!発達に合わせたおすすめの遊び、知育遊びも紹介

0歳の赤ちゃんは、月齢を追うごとにどんどん成長し、できることが増えていきます。また、赤ちゃんの発達に合わせた「遊び」は、お子さまの心と身体の成長を促してくれるものです。

そこで本記事では、0歳児におすすめの遊びや、お子さまと遊ぶ際の注意点などを解説します。

【月齢別】0歳児の発達の特徴・目安

まずは、0歳児の発達の特徴を月齢別に解説しましょう。

なお、以下はあくまで目安であり、発達のスピードは1人ひとり異なります。

生後0~3か月

生まれて1か月ほどの赤ちゃんは、1日の大部分を眠って過ごすことが多いでしょう。

生後2か月ごろには自分で手足を動かせるようになり、おもちゃを見せたり、周りで音がしたりすると反応を示すようになるお子さまもいます。この時期は発語のない場合が多いですが、機嫌のよいときにはクーイングが多く見られます。

クーイングとは、母音だけで構成された音声のことで、「あー」や「うー」などの一音節で発せられるのが特徴です。

生後3か月ごろには、手足をさらによく動かす子が増えます。このころには握力も発達し始めるので、握って遊ぶタイプのおもちゃも少しだけ扱えるようになるでしょう。

生後4~6か月

生後4〜6か月になると、首がすわり始める子が増えていきます。腹ばいや寝返りをし始める子も多いでしょう。自分でできることがだんだんと増えていき、感情表現も豊かになります。

また、生後4か月になると握力がさらに発達するため、おもちゃを握って遊べる子も増えるでしょう。生後5か月ごろには、寝ている時間がだんだんと短くなっていきます。

そして、生後6か月になると、気になるものをつかんだり、なめたりするようになる子もいます。 

生後7~9か月

生後7〜9か月ごろの赤ちゃんは動ける範囲が広がるのに従って、周りにあるものへの興味も増していきます。手指の発達も進むため、それまでよりもおもちゃを使った遊びが増えるでしょう。 

生後7~8か月ごろには、ずりばいやハイハイをし始める子もいます。また、記憶力が発達するので、おうちの方が隠したものを、お子さまに見つけてもらうという遊びもできるようになります。 

生後9か月には、早ければつかまり立ちができるようになります。記憶力もさらに向上して、「いないいないばあ」をすると喜んでくれる子も増えるでしょう。

生後10~12か月

生後10〜12か月ごろになると、ハイハイやつかまり立ちができる子が増えます。行動範囲や見える範囲が広がるため、いろいろなものごとへの興味が高まる時期です。

生後10~11か月になると、周囲の大人の真似をしようとする子もいるでしょう。この時期は簡単な言葉なら分かるようになるため、絵本の読み聞かせも楽しめるようになります。

生後12か月ごろになれば、自分で歩くことができるようになる子も一定数いるでしょう。 

0歳児の遊びにおけるポイント

生後1歳未満の赤ちゃんと遊ぶ際は、次のポイントに気をつけましょう。

さまざまな遊びを取り入れる

0歳の赤ちゃんは、めまぐるしいスピードで成長していきます。成長を幅広く促すためにも、1つの遊びにこだわらず、さまざまな遊びを楽しみましょう。

とくに、「聞く」「触る」など五感を刺激する遊びがおすすめです。五感を刺激することで、赤ちゃんの心と身体、知性の発達にプラスの影響を期待できます。

安全面に配慮す

0歳の赤ちゃんは、気になるものを口に入れて確かめようとすることも多いので、誤飲には十分注意しましょう。プラスチックのおもちゃやシールなどを誤飲するケースもあるので、誤飲しにくい安全性の高いおもちゃを使用しましょう。赤ちゃんが口に入れても大丈夫なように、おもちゃを清潔に保つことも大切です。

成長に従い行動範囲が広がり、気になる場所に自分で移動するようになるので、遊ぶ際にはなるべく広いスペースを確保できるとよいでしょう。

危険な障害物や、つかまり立ちができるようになったら転倒にも注意が必要です。

はっきりとした色のおもちゃを使

0歳の赤ちゃんは視覚が発達途中で、まだ視界がぼんやりとしているといわれています。 

そのため、原色など、はっきりとした色づかいのおもちゃを使うと、赤ちゃんに興味を持ってもらいやすくなります。 

こまめに休憩をと

0歳はまだそれほど体力がないので、こまめに休憩を挟みましょう。 

遊びの時間は、1回あたり30分~1時間がおすすめです。また、夢中で遊んでいるうちに水分を取ることを忘れないよう、こまめに水分補給の時間をつくることも重要です。

スキンシップをと

おうちの方とのふれあいが、お子さまの情緒の安定につながっていきます。 

お子さまの目を見て話しかけたり、抱っこしたりと、遊びのなかでスキンシップをとるよう意識してみましょう。 

生後0~5か月ごろの赤ちゃんにおすすめの遊び

ここからは、赤ちゃんの月齢別におすすめの遊びを紹介します。まずは、生後0〜5か月ごろの赤ちゃんにおすすめの遊びからです。

ラララぞうきん

ぞうきんを縫うようなイメージで、お子さまの身体を指でつんつんとつついていく遊びです。 

そのほかにも、ぞうきんをたたむ、洗うなど触り方に変化をつけて、お子さまがさまざまな感覚を経験できるようにするとよいでしょう。

布遊び

布とのふれあいを楽しむ遊びです。布をお子さまの目の前でひらひらさせたり、身体を包んだり、ふわっと被せたり、アイデア次第でさまざまな遊び方があります。

透け感のあるオーガンジー(薄くてハリがあり、半透明の生地のこと)や、ふわふわのタオルなど、いろいろな感触の布とのふれあいを楽しみましょう。

にぎにぎ

「にぎにぎ」とは、お子さまが手でつかんだり、振ったりして遊ぶ布製のおもちゃです。

振ると音が鳴る「ラトル(ガラガラ)」の仲間で、お子さまの手指の発達にプラスの影響を期待できます。 

生後6~8か月ごろの赤ちゃんにおすすめの遊び

生後6〜8か月ごろの赤ちゃんにおすすめの遊びを紹介します。 

はい、どうぞ

おうちの方が「はい、どうぞ」と言いながら、お子さまにおもちゃを渡します。お子さまがおもちゃを受け取れたら「ありがとう」「できたね」と声をかけるふれあい遊びです

遊びを繰り返していくうちに、お子さまが「はい、どうぞ」と真似をするようになることもあるでしょう。また、生後9~10か月ごろになったら、渡したおもちゃを返してもらう「ちょうだい」もできるようになる場合が多いといわれています。 

ちょちちょちあわわ

「ちょちちょち」「あわわ」という歌詞に合わせて、お子さまの身体を動かしてスキンシップを楽しむわらべうた遊びです。

最後の「ひじぽんぽん」のあとに「いないいないばあ」を加える場合は、お子さまがワクワクできるよう、ためをたっぷりつくってあげるとよいでしょう。

いっぽんばしこちょこちょ

いっぽんばしこちょこちょは、日本で古くから親しまれているわらべうたを歌いながら楽しむこちょこちょ遊びです。「階段のぼって~」という歌詞のあとに、お子さまの身体をこちょこちょくすぐります。 

遊びを繰り返していくうちに、お子さまがくすぐられるタイミングを覚えると、「くすぐられるかも!」という期待感からより一層楽しめるようになります。

プチプチ遊び

プチプチとした感触がくせになる緩衝材の「エアークッション」を用いた遊びです。

握って感触を楽しむ、上に乗ってハイハイする、丸めてテープでとめてボールにするなど、いろいろな遊び方があり、飽きずに楽しめます。

風船タッチ

膨らませた風船を天井や壁などにつるして、タッチしたりたたいたりする遊びです。

0歳児の赤ちゃんでも手が届くよう、壁の低い位置につるすとよいでしょう。

歯固め

歯固めとは、お子さまの歯の生え始めにかみかみして、歯や顎の発育を助けるとともに、ものを噛む練習をするためのアイテムです。 

気になるものを舐めたり、しゃぶったりするようになったお子さまには、おもちゃとしても使用できます。一般的には乳歯が生え始める生後6か月ごろから使用する場合が多いですが、つかんで遊ぶ場合は生後3か月ごろから与えてもよいでしょう。

生後8~12か月ごろの赤ちゃんにおすすめの遊び

生後8〜12か月ごろの赤ちゃんはできることが増え、身体を動かす遊びをさらに楽しめるようになります。 

ハイハイレース

おうちの方が少し離れた場所から「おいでおいで」「こっちだよ」とお子さまを呼んで、ハイハイを促す遊びです。

反対に、お子さまを後ろから「まてまて~」と追いかける方法もあります。

山登り

マットや布団を重ねて山をつくり、ハイハイで登ったり下りたりする遊びです。

登りやすいゆるやかな角度の山から始めて、子どもの成長に合わせてさまざまな角度の山をつくって楽しみましょう。

段ボールトンネル

いらない段ボール箱を筒状にし、ガムテープで留めたものをトンネルに見立てて、そのなかをハイハイで通り抜ける遊びです。強度の低い段ボールはそのままだと倒れてしまうので、支えをつくるとよいでしょう。おすすめは、どの家庭でも手に入りやすい牛乳パックです。

また、段ボールのふちでお子さまが手をケガしないよう、ガムテープで補強することも大切です。その際は、強度のある布製ガムテープを用いるとよいでしょう。 

ボールコロコロ

おうちの方がボールをコロコロ~と転がして、お子さまが手でつかんだり、転がるボールをハイハイで追いかけたりする遊びです。 

ボールは市販のものでもOKですが、丸めたチラシやカプセルボールをボールに見立ててもよいでしょう。

すずらんテープくぐり

紐にすずらんテープをくくりつけて、カーテンのようにつるし、その下をハイハイでくぐる遊びです。 

すずらんテープのユニークな感触や、カサカサという音に赤ちゃんが喜んでくれます。

0歳からの知育が重要な理由

赤ちゃんとの遊びには、知育の要素を取り入れるのもおすすめです。実際に、0歳から知育遊びをするご家庭は少なくありませんが、それには次のような理由があります。

脳の発達の土台をつくれる

人の脳の発達は、3歳までにおよそ80%完了するといわれています。 

なかでも2~3歳は脳の発達スピードが速く、0~2歳はその土台づくりの時期です。この土台づくりの時期に適切な刺激を与えることが、脳の健やかな発達を促します。 

言語発達の基盤ができ

子どもは成長したら自動的に言葉を話せるようになるわけではなく、周囲の環境によって言語を獲得していきます。

0歳の赤ちゃんはまだ自分で言葉を発することはできませんが、おうちの方が話している言葉はよく聞いているため、この時期の言語教育には大きな意味があるといえるでしょう。

おうちの方が積極的に声かけをすることで、言語発達の基盤をつくれます。

五感の発達を促せる

0歳の赤ちゃんは、視覚や聴覚などの五感がぐんぐん成長していきます。

この時期に遊びを通じて五感を刺激することは、お子さまの健全な発達を促すことにつながります。

0歳児におすすめの知育遊び

0歳児におすすめの知育遊びには、以下のようなものがあります。

ベビーマッサージ

お子さまの脳の発達には、おうちの方とのふれあいが不可欠です。

ベビーマッサージは赤ちゃんの脳を活性化する効果もあると考えられているため、親子のスキンシップの一環として取り入れてみましょう。

歌や音楽

おうちの方が歌を歌って聞かせてあげることで、お子さまの聴覚を刺激できます。乳児向けのやさしいメロディーの曲がおすすめです。

また、リズムに合わせて身体を動かす遊びも、知育遊びの1つです。 

フラッシュカード

フラッシュカードとは、表面にイラスト、裏面にイラストの名前が書かれたカードのことです。例えば、表面にりんごの絵が描かれているカードの裏面には「りんご」と記されています。

このようなカードに記された名前を声に出しながら裏→表へ素早くめくっていくことで、お子さまの言語能力や瞬間記憶能力を伸ばします。幼児教育的には、フラッシュカードを使った遊びは3歳までに取り組み始めるとよいとされており、おおむね3~4か月から使うことが可能です。 

英語力を育む!0歳からの知育遊び

早期からお子さまの英語力を育みたいなら、英語の知育遊びもおすすめです。例えば、子ども向けの英語の歌をかけ流す、英語の絵本を読み聞かせるといったやり方が考えられます。また、ボタンを押すと英語のおしゃべりや歌が流れる知育トイなど、0歳児向けの英語のおもちゃを与えるという方法もあります。

お子さまが楽しめる遊びを通じて、赤ちゃんのうちから英語の音に親しむようにするとよいでしょう。

まとめ

赤ちゃんと遊ぶ時間は、親子のコミュニケーションの時間でもあります。また、遊びを通じて指を使う練習ができたり、五感を刺激できたりするものも多く、脳の発達を促す意味でもおすすめです。古くから親しまれているわらべうた遊びから身近にあるものを使った遊びまで、0歳児向けの遊びにはさまざまな種類があります。月齢ごとのおすすめを参考にしつつ、お子さまが楽しんでくれるものを見つけましょう。 

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この記事を書いた人

スズキ

株式会社サンリオ エデュテイメント事業部

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