0歳からのおうち英語|おすすめの学習方法やメリット、注意点などを解説
0歳からの英語教育には、家庭で手軽に始められる「おうち英語」がぴったりです。
本記事では、0歳の赤ちゃんにおすすめの、おうちでできる英語学習法について解説します。おすすめの英語の歌や絵本なども紹介しているので、0歳から英語教育を始めたい人はぜひ参考にしてください。
目次
0歳からおうち英語をスタートするメリット
お子さまが0歳のころからおうち英語を始めると、次のようなメリットを期待できます。
英語特有の音やリズムに慣れる
英語は日本語とは周波数が異なり、独特の音やリズムも多く存在します。
0歳から英語の音に親しんでいれば、将来的に英語を聞き取れるようになる可能性が高まります。
英語に対する抵抗感がない
ある程度成長して日本語の習得が進むと、英語という知らない言語に対して拒否反応を示してしまう子どももいます。
一方、0歳の時点では、まだ母語というものが確立していません。そのため、英語に抵抗感を示すことなく、英語・日本語を区別せずに同時進行で学んでいけるというメリットがあります。
英語の早期習得につながる
英語習得にかかる時間には諸説あり、一説によると約2,000時間必要とされています。
0歳のころから英語に親しめば、早いうちにこの2,000時間を達成でき、英語の早期習得につながるでしょう。また、赤ちゃんのころは、幼稚園や学校、ほかの習い事や部活動などで忙しいということがありません。そのため、おうち英語に集中できるというメリットもあります。
0歳から幼児期にかけて英語を学んでいくステップ
0歳から英語教育を始める場合、子どもはどのような過程を経て英語を学んでいくのでしょうか?
今回は0歳から5歳半までの各過程における、おおまかな学習の目安を紹介します。
0歳~:英語を聞き取る力を育む
赤ちゃんは生まれる前、お腹にいるときから聴覚が完成しているとされており、音の聞き分けが得意です。
この時期は、英語を聞き分ける耳を育むため、英語の音に触れる機会を多くしましょう。生活のBGMとして、英語の歌を流すこともおすすめです。
2~4歳:英語で話す力を育む
個人差はありますが、赤ちゃんのころから英語に触れていると、2~4歳ごろには英語の発語が始まる場合があります。また、おうちの方が話し相手になると、お子さまのアウトプット(発語)をより促せる可能性があります。
インプットからアウトプットへの転換には時間がかかるため、英語の発語がなくても焦る必要はありません。日常的にインプットを増やすことが大切です。
3~5歳半:英語を読み書きする力を育む
3歳くらいになると、英語の文字に興味を示すお子さまもいます。
まずは、英語の文字と音をセットで認識するところから始めましょう。フォニックスやアルファベットの学習を通じて、英語を読み書きする力を伸ばしていきます。
お子さまが文字にあまり興味を示さず、読み書きのモチベーションが低い場合は、もう少し先でも問題ありません。
0歳におすすめのおうち英語学習法
0歳からのおうち英語には、英語を日常生活に溶け込ませられるような学習方法がおすすめです。
次のような方法を取り入れてみましょう。
英語を用いた語りかけ
おうちの方が英語を使って、赤ちゃんに語りかける方法です。
「Good morning.(おはよう)」「Let‘s change your diaper.(オムツを替えようね)」といったように、赤ちゃんとの生活のなかで使える英語のフレーズをいくつか覚えておくとよいでしょう。
例えば、次のようなフレーズもおすすめです。
- 「Are you hungry?(お腹が空いたのかな?)」
- 「Are you sleepy?(眠くなったかな?)」
- 「How about a milk?(ミルクはどうかな?)」
英語絵本の読み聞かせ
英語で書かれた絵本を使って、おうちの方が読み聞かせをする方法です。
赤ちゃんに好まれやすい、はっきりとした色使いの絵本を選びましょう。物語を楽しむことはまだ難しいため、色彩や手触り、仕掛けや音などを楽しめる絵本が向いています。
英語の歌
英語の歌をBGMとして流したり、歌に合わせてお子さまと手遊びしたりするのもおすすめです。
YouTubeなら無料で楽しめる動画も多く、気軽に取り入れられます。コンテンツの種類も豊富で、赤ちゃんが気に入る歌がきっと見つかるでしょう。
0歳が対象の家庭用英語教材
インプットの質にこだわるなら、対象年齢に0歳が含まれている家庭用英語教材もおすすめです。
赤ちゃんや幼児を対象とした教材は、小さな子どもの興味を引くための工夫が施されているので、楽しみながら英語に親しめます。
0歳におすすめの英語絵本
英語絵本の読み聞かせは、英語に親しめるだけでなく、親子のコミュニケーションの時間にもなります。0歳の赤ちゃんには、次のような作品がおすすめです。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールの人気作です。赤ちゃんの目を引く、色彩豊かなイラストが特徴です。
短いフレーズが繰り返されるので、英語の音が耳に残りやすいでしょう。
- 出版社:Henry Holt and Co. (BYR)
- 著者名:絵/エリック・カール 文/ビル・マーティン・ジュニア
- 発売年:1996年
Hug
「HUG」「MOMMY」などの短い単語だけで構成された絵本ながら、心温まるストーリーが人気の1冊です。難しい単語やフレーズは登場しないため、英語が苦手なおうちの方にもおすすめです。
- 出版社:CANDLEWICK
- 著者名:ジェズ・オールバラ
- 発行年:2001年
Where Is Baby‘s Belly Button?
仕掛け部分をめくりながら、服や帽子の下に隠れている、赤ちゃんのおへそや目などを探していく絵本です。手や口など、身体の部位を表す英単語を覚えられます。
- 出版社:LITTLE SIMON
- 著者名:カレン・カッツ
- 発行年:2000年
0歳におすすめの英語の歌(YouTube動画)
ここからは、YouTubeで視聴できる動画のなかから、0歳の赤ちゃんにおすすめな英語の歌を紹介します。
This Little Pig Went to Market
5匹の子ブタが登場する、キャッチーなリズムが楽しい曲です。動画にあるように足の指をブタに見立てて、「This little pig」の歌詞のところで赤ちゃんの指をつまみながら歌っても楽しいでしょう。
▼歌詞(一部)
This little pig went to market,
This little pig stayed at home,
Trot to Boston
馬の背中に乗って、ボストンまでキャンディーをもらいにいくという歌詞が可愛らしい曲です。赤ちゃんを抱っこして、馬に乗っているかのように身体を揺らしながら歌いましょう。
▼歌詞(一部)
Trot, trot to Boston town
to get a stick of candy.
Twinkle,Twinkle, Little Stars
日本でも「きらきら星」として古くから親しまれている、有名な曲です。優しいメロディーは、おやすみ前のBGMとしてもぴったりです。
▼歌詞(一部)
Twinkle,Twinkle, Little Stars,
How I wonder what you are.
Finger Family
親指はお父さん指(Daddy finger)、人差し指はお母さん指(Mommy finger)と、5本の指を家族に見立てて歌う童謡です。歌詞に合わせて赤ちゃんの指をつまむなど、手遊びを楽しみながら歌うこともおすすめです。
▼歌詞(一部)
Daddy finger daddy finger
Where are you?
Here I am here I am
How do you do?
0歳からのおうち英語なら「Sanrio English Master」
株式会社サンリオが提供するSanrio English Masterは、0~8歳から使えるAll English教材です。
英語の歌やアニメーション、音の出る絵本や音声ぬいぐるみなどの多彩な教材をラインナップしており、お子さまの成長に合わせて長くお使いいただけます。赤ちゃんから小学生まで楽しめて、最終的には中学レベルの英文法を身につけることが可能です 。
0歳からのおうち英語における注意点
0歳から英語教育を始める場合は、英語に集中しすぎないよう注意しながら、日本語の学習も同時に進めることが重要です。
赤ちゃんに英語のみで話しかけたり、一日中英語漬けの生活を送ったりと、言語学習が英語に偏りすぎないよう気をつけましょう。なお、日常的に日本語を使っている家庭であれば、問題ない場合がほとんどです。
まとめ
0歳からの英語教育には、英語を日常生活に溶け込ませられる「おうち英語」がぴったりです。英語絵本を読み聞かせたり、英語の歌をBGMにしたりと、さまざまな方法で楽しみながら英語に親しみましょう。赤ちゃん向けの家庭用英語教材を活用するなら、「Sanrio English Master」をぜひご検討ください。
人気のキャラクターが多数登場する教材はエンターテインメント性の高いつくりとなっており、おうちの方とお子さまが一緒に遊びながら、英語にも知育にも取り組めます。無料サンプルや無料教材体験も提供しているので、まずはお気軽にお申し込みください。