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英語教育を乳児の頃からはじめる効果|メリットや学習方法も紹介

お子さまが生まれると、「子どものうちに英語を身につけるには、乳児期から何かはじめておくべきでは」と考えることもあるでしょう。 

本記事では、乳児向けの英語教育について情報収集している方に向け、英語を乳児の頃から学ばせる効果や、具体的な学習方法を解説します。おすすめの学習教材や、学習の際のポイントについても解説するため、ぜひ参考にしてください。

子どもの言語発達のプロセス

まずは、子どもの言語発達がどのようなプロセスで進んでいくのかを、年齢ごとに解説します。

生後0か月から12か月頃

0歳では、短期間で多くのことを身につけていきます。言語発達の面だけをとっても、月齢ごとにさまざまな言語能力の発達が見られます。

生後0~1か月までは、外の世界の音や声を聞き、快・不快を感じとっている段階です。それが生後2~3か月になると、クーイングと呼ばれる声を自ら発することで、周囲とコミュニケーションを取るようになります。さらに、生後6か月頃には、多音節で構成された喃語(なんご)を発するようになります。 

生後12か月から1歳6か月頃

クーイングや喃語などを通じて、生後12か月頃には言葉を発する土台ができあがります。その後、少しずつ一語文を使いはじめ、自身の要求を伝えられる段階へステップアップしていきます。

さらに、1歳6か月頃からは、急激に物の名前がわかるようになるでしょう。この時期には、形容詞や動詞も使うようになります。

1歳6か月から2歳頃

1歳6か月頃には、言葉の関係性を理解しはじめるようになります。物事の前後関係もわかるようになるでしょう。

二語文を理解し、を使いはじめるのも、この時期の特徴です。「ママ、きて」「これ、とって」などの二語文を使いながら、他者とコミュニケーションを取りはじめます。また、保護者からの問いかけにも答えられるようになります。

2歳から3歳頃

2歳頃になると、「公園、遊び、行く」「動物、絵本、読んで」のように場所と目的と動作など3つの語からなる、三語文を使いはじめるようになります。語彙も増え、自発的にコミュニケーションを取って会話を楽しむようにもなります。

また、この時期は、子どもの感情表現がより豊かになり、物事に対してさまざまな疑問を持つようにもなるでしょう。

3歳から5歳頃

この時期には、2つ以上の述語が組み合わさった複文を使いはじめます。「今日は公園に行ったの。それで、ブランコに乗ったの」のように接続詞を使い、長文を話せるようにもなるでしょう。

また、代名詞や助詞も使うようになり、日常会話ができるように成長します。物事の因果関係を理解して、表現するようにもなります。

5歳から6歳頃

5~6歳になると、受動態や能動態、助詞や助動詞、反対語や時間的な表現などについても理解できるようになります。また、何かを説明したり、複雑な指示を理解したりできるようになるため、より複雑なコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

加えて、昨日出かけた内容といった自身が体験したことを物語にして、相手に伝えられるようになります。 

英語を乳児の頃から教える効果

子どもの言語能力は、生まれてから6歳頃までの間に急激に成長します。この時期を「臨界期」と呼び、特に脳細胞が活発に働くため、さまざまな言語学習ができるようになるとされています。臨界期が終わる前に英語学習をはじめることで、英語の習得もしやすくなるでしょう。

また、生後6か月頃の子どもには、すでに外国語の音を学習する能力があるといわれています。乳児の頃から英語にふれることで、多くのメリットを得られる可能性があるといえるでしょう。

乳児の頃から英語教育をするメリット

まだ言葉を発しない乳児の頃から英語教育をスタートすると、どのようなメリットがあるのかを解説します。

英語耳が鍛えられる

英語耳とは、英語独特のリズムや発音を聞き取れることを指します。英語には日本語と異なる音の周波数があり、乳児の頃からネイティブな英語の発音にふれることで、英語の周波数に耳を慣らすことが可能です。英語耳を鍛えることは、リスニング力やスピーキング力の向上にも役立つでしょう。

なお、日本語の周波数に慣れてしまうと、英語の周波数は聞き取りにくくなるといわれています。そのため、乳児の頃から英語にふれさせるのがおすすめです。 

小学校の英語教育の下地を作れる

言語の習得には約2,000時間のインプットが必要です。しかし、小学校入学後は、カリキュラムに沿って英語以外にもさまざまな学習がスタートするため、どうしても英語の習得にかけられる時間が減ってしまいます。

乳児の頃から英語教育をしておけば、その分がアドバンテージとなり、余裕を持って小学校の英語教育に臨めるでしょう。

英語への苦手意識を減らせる

幼い頃に英語にふれる機会がなかった場合、日本語の言語回路に馴染んでしまい、英語に抵抗感が生まれてしまう場合があります。それが英語への苦手意識につながり、英語学習が嫌いになってしまう可能性もあるでしょう。

幼い頃から英語に慣れ親しんでいれば、英語への苦手意識は生まれにくくなります。その結果、英語学習を楽しいと感じ、積極的に学べるようになります。

乳児に英語を教える方法

乳児への英語教育では、難しいことをする必要はありません。まずは、英語に親しむことからはじめるのがおすすめです。次の方法を参考に実践してみてください。

英語の歌を聞いてもらう

英語の歌のかけ流しは、どの家庭でも、英語教育の入口として手軽に実践できる方法です。

乳児に英語の歌を聞いてもらうと、自然に英語のリズムや言葉を覚えられます。英語の歌のかけ流しを継続すれば、英語の音を聞き分ける能力が鍛えられるでしょう。

英語の歌に慣れてきたら、おうちの方も一緒に、歌って楽しむのもおすすめです。 

英語の絵本の読み聞かせをする

英語で書かれた絵本の読み聞かせを繰り返すことで、文章に使用されている単語やフレーズを覚えられます。

おうちの方に英語への苦手意識がある場合、英語を読むのは実践しづらく感じるかもしれません。しかし、乳児向けの英語の絵本は文章量が少ないため、英語力に自信がなくても読み聞かせが可能です。

英語の動画を視聴してもらう

動画配信サービスを利用して、英語の動画を乳児に視聴してもらうのもよいでしょう。動画は、イラストやアニメーションによって、乳児が興味を持って英語にふれられるツールです。

また、動画配信サービスによっては無料で視聴できるため、気軽にはじめられます。

英語を学べる知育玩具で遊んでもらう

英語を学べる知育玩具を活用するのも、遊び感覚で英語にふれられる方法です。英語の音声が流れる知育玩具や、アルファベットが記された知育玩具がおすすめです。

英語教材で学んでもらう

より質の高い英語学習に取り組んでほしい場合は、英語教材の利用も検討してみましょう。

乳児に英語教材で英語を学んでもらうことで、体系的に英語を覚えられます。子どもが興味を持って英語を学べるよう、キャラクターものや玩具つきの英語教材がおすすめです。 

乳児向けの英語教材はSanrio English Masterがおすすめ

乳児に英語を学んでもらうための英語教材としておすすめの「Sanrio English Master」について、特徴を紹介します。 

0歳から8歳まで学べる

Sanrio English Masterでは、0歳から8歳まで、幅広い年齢の子どもが発達段階に合わせた内容で英語を学べます。

乳児(0歳から)向けの学習では、ポータブルDVDプレーヤーによる英語教材のかけ流しや、英語の絵本の読み聞かせ​を通して英語を学びます。これにより、アルファベット・フォニックス・日常で使える英語表現を習得可能です。 

インプットとアウトプットをバランス良く学べる

Sanrio English Masterは、インプットだけでなくアウトプット(発話)もバランス良く学べるように工夫されているのも特徴です。クイズやカラオケ、ゲームなどの年齢に合わせたコンテンツによって、アウトプットを鍛えられます。

乳児に英語を教える際のポイント

乳児に英語を教える際には、次のポイントに気をつけましょう。

英語にふれる機会を増やす

英語にふれる機会を増やすと、学習効果が高まります。英語にふれる機会を増やすためには、おうちの方が英語を話すように心がけることが重要です。 

英会話が難しい場合には、英語の歌をかけ流しするのもおすすめです。 

楽しみながら学べるように工夫する

乳児への英語教育は、強制的に学ばせるのではなく、楽しみながら学べることが重要です。お子さまが英語教育を楽しいと感じれば、自然に毎日継続して学習できるようになります。

お子さまの表情や反応を観察して、楽しく続けられるように工夫してみましょう。おうちの方が英語を楽しんでいる様子をお子さまに見せるのも効果的です。

母語の学習も進める

英語を身につけさせたいと思うあまり、英語だけを学習させないように注意することも大切です。保護者の期待から英語学習だけを進めると、子どもへ負担をかけてしまう可能性があります。

英語学習も日本語学習もバランス良く進め、子どもが混乱しないように英語と日本語の学習時間は分けるとよいでしょう。

まとめ

英語と日本語の音は周波数が異なり、日本語に慣れると英語の周波数を聞き分けるのが難しくなります。そのため、乳児のうちから楽しみながら英語にふれておくと、将来の英語学習にもメリットがあります。無理に学ぶのではなく、楽しみながら学ぶ工夫をしながら英語力を鍛えましょう。

お子さまに質の高い英語教育をしたい場合は「Sanrio English Master」での英語教育もぜひご検討ください。

Sanrio English Masterは、専門家の知見とサンリオの創造性を活かし、0歳からどの年齢のお子さまでも楽しく学べる教材・知育玩具を実現しました。レッスンは、成長段階に合わせた内容で、英語表現が遊びながら学べます。自然に英語のアウトプットができるようにもなっており、インプットとアウトプットの繰り返しでコミュニケーション能力が培われます。

まずはお気軽に無料サンプルや教材体験で、Sanrio English Masterをお試しください。

この記事を書いた人

スズキ

株式会社サンリオ エデュテイメント事業部

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