英語は何歳から始めるのが効果的?子どもの年齢に合った学ばせ方とは
英語学習は、始める時期が早いほど学習の効果が高まります。お子さんが抵抗なく英語を学べるように、幼少期から学習方法を工夫することが大切です。この記事では、英語学習を始める適切な年齢や発達段階に合った学習アプローチを解説します。英語力を伸ばすポイントもまとめているため、ぜひ参考にしてください。
目次
英語は何歳から始めるべき?理想のタイミングとは
英語学習は0〜5歳から始めるのが理想とされています。この時期は英語耳や英語脳が育ちやすく、学習効果が高まりやすいと考えられているためです。
0~5歳は英語耳が育ちやすいゴールデンエイジ
0〜5歳は、英語耳が育ちやすい時期です。英語特有の音の周波数を聞き分ける力が発達し、「R」と「L」といった発音の違いを認識する能力が身につきやすくなります。
脳科学者の茂木健一郎氏も、脳が急速に成長する5歳までの時期を重視しています。同氏の著書「5歳までにやっておきたい英語が得意な脳の育て方」では、大量の英語に触れ、英語を好きになることの重要性が述べられています。0〜5歳は母語の基礎が形成される年齢ですが、母語以外の言語も日本語と同じように習得できます。
脳科学と英語習得は密接に関係している
脳科学と英語習得には密接な関係があります。一般的に、3歳までに脳の80%が完成するといわれており、この時期を「臨界期」といいます。臨界期は、0歳から9歳の間とされており、子どもの成長に影響する大切な期間です。この時期に多く触れた音の周波数には聴覚が馴染みやすく、英語学習にも適しています。
ある英語学習の臨界期に関する研究論文では、第二言語習得における発音や文法の習熟度が、思春期以降に急激に低下することが指摘されています。そのため、脳が柔軟で吸収力が高い幼少期のうちに、英語教育に適した環境を整えることが必要です。
※出典:|英語学習の臨界期に関する研究(第二言語習得論からの考察)|グローバル人材育成教育研究
早くから英語を始めて、日本語習得に問題はないの?
基本的に、早くから英語学習を始めた場合でも、日本語の習得に大きな問題が生じることはないとされています。信頼性の高いデータや研究結果でも、日本語能力の低下を証明する明確な根拠が確認されていません。ただし、海外で生活する場合は、環境の違いによって発達が遅れるケースもあります。そのため、英語教育をする際は、幼稚園や学校などでのコミュニケーションに困らないよう、日本語の力もしっかりと育てていきましょう。
※出典:|乳幼児期の英語使用は日本語の語彙発達を遅らせるか – 近年の先行研究からの考察|バイリンガル サイエンス研究所
英語の早期教育にはメリットが多い
英語の早期教育には、英語を抵抗なく学べたり、英語の音に自然と慣れたりするなど、多くのメリットがあります。幼少期は英語を「音」として捉えやすく、単語や英文などが自然と頭に入りやすいためです。一般的に、一つの言語を習得するために必要な時間は2000時間とされていますが、幼少期であれば日常生活の中で学習時間を確保しやすい点も利点といえます。
また、英語学習によって異文化理解が深まり、海外の価値観や文化などに触れる機会も増えます。幼少期から世界的な視野を持つことで、現代のグローバル社会で必要な多様性を受け入れる土台を構築できるでしょう。国際社会では他を受け入れる柔軟な姿勢が求められるため、早い段階から異文化や多様性に触れることは大切です。
今の年齢・発達段階に合った学習アプローチも効果的
英語学習の効果は、年齢や発達段階によって異なります。ここからは、年齢別の学習アプローチを解説します。
0歳(新生児~乳児)は音を聞き分ける能力を伸ばす
1歳以下の子どもは聴覚が優れているため、ネイティブの発音やイントネーションを自然に吸収できます。言語の意味よりも音に反応しやすいため、英語のBGMを流すだけでも学習効果が期待できます。0歳〜3歳にかけては、視覚・聴覚・言語などの能力が著しく成長する時期です。英語の歌や絵本を活用し、遊び感覚での英語学習を取り入れるとよいでしょう。
2歳は言葉の発達がめざましい
2歳は言葉の発達がめざましい時期です。2語文を話せるようになり、言葉を話すのが楽しい時期でもあるため、自然なコミュニケーションの中で言語能力を伸ばせます。この時期になると少しずつ理解能力も育ってくるため、キャラクターが登場する英語のアニメや動画教材を使うと、より学習の効果を高められます。
3~4歳は英語脳が育ちやすい
3〜4歳は、英語を英語のまま理解する「英語脳」を育てやすい時期です。日本語と英語を区別せず、言語を自然に受け取る力が育まれます。脳の発達は個人差はあるものの、3歳までで80%、6歳までに90%完了するといわれています。この年頃に母語(日本語)の基礎ができ、簡単な指示を理解できるようになるため、小さな成功体験を積ませて学習させることが大切です。
5~6歳はコミュニケーション力が急速に伸びる
5〜6歳は、母語の基礎ができ、社会性が育ち始める時期です。幼稚園や保育園などの集団生活を通して、自我や社会性を身につけていきます。ただし、脳はまだ発達の途中であるため、英語の発音を聞いたまま真似して発音しやすい傾向があります。ゲームや歌、ダンスなどを取り入れたレッスンを通じて、英語をアウトプットさせるとよいでしょう。
小学生以降は言語脳の前頭葉が発達する
小学生以降の6〜10歳は、言語脳の前頭葉の発達がピークに達する時期です。第二言語として英語を学び、「読む」「書く」を通した英語学習ができるようになります。言語能力が発達するこの時期は、リスニングやスピーキングを重視した学習がおすすめです。自分の声でしっかりと英語を発音し、実際のコミュニケーションを通じて英語力を伸ばしていきましょう。
今どきの子は何歳から英語を始めている?保護者600人に調査!
令和5年にサンリオが実施した、0〜8歳の子どもを持つ保護者600名を対象とした「学習・習い事に関する調査」によると、0〜2歳の英語学習を始めている人は約20%でした。約3人に1人が英語教育に関心がある一方で、実際に学習を始めている家庭は少ない傾向にあります。
※出典:|0~8才の子どもを持つ保護者に聞いた子育て世帯注目の習い事キーワードは「子どもの夢中・個性や表現力・好きなこと」0~2歳の保護者の40%が英語教育に関心を持ち、「英語で学ぶ」にも期待集まる
小学校の英語が必修化、今まで以上に教育が早期化している
2020年度より、小学3年生からの英語の授業が必修となっています。小学3・4年生では「聞く・話す」を重点におき、歌やダンスなどを通じて英語に触れることを目的に学習します。小学5・6年生で学習する内容は、「聞く・話す・読む・書く」といった4技能です。小学校卒業時点で「600〜700語程度の英語を身につける」ことを目標にしており、学習の必要性が高まっています。
※参考:|平成29・30・31年改訂 学習指導要領 周知・広報ツ-ル|文部科学省
早くから英語を始めること以上に、継続することが大事
英語は、継続的に取り組むことで身につく言語です。0〜5歳から学習をスタートさせるのが理想的ですが、言語習得に年齢の制限はありません。学習の開始年齢よりも、継続的に英語に触れる環境を整えることが大事です。「聞く」「話す」といった実践的なコミュニケーションを重視し、子どものモチベーションを長く保つ工夫が求められます。
英語力を伸ばすポイントは「子どもの自発性を引き出す工夫」
子どもに英語学習を強要すると、英語に対する苦手意識につながりやすくなります。過度なプレッシャーは、言葉を学ぶ段階の子どもにとってストレスになります。英語学習に大切なのは、「一人でできた」という小さな達成感です。段階的に学習内容をレベルアップさせ、たくさん褒めることで、英語学習へのモチベーションを維持できます。
そのためには、親御さんがお子さまの興味を引き出し、学習意欲を高める教材を選ぶことが大切です。サンリオの「Sanrio English Master」は遊びながら楽しく英語を身につけ、コミュニケーション力を育てる英語教材です。0歳〜小学生までのお子さまを対象に、無料でDVDと絵本サンプルを配布しています。お試しから始めたい方は、下記リンクよりお申し込みください。
まとめ
英語学習を始める理想のタイミングは、0〜5歳とされています。英語耳や英語脳が育ちやすくなるため、歌や絵本を通して効率よく学習させることが大切です。ただし、年齢・発達段階に適した学習方法が異なるため、お子さまに合う教材を選び、学習を継続できる環境を整えましょう。
サンリオの「Sanrio English Master」は、親子で楽しみながら知育にも取り組める英語教材です。エンターテインメント性だけでなく、最新の発達科学・学習法の知見をもとに、効果的な学習をサポートします。お子さんと一緒に楽しく学んで英語学習を始めたい方は、ぜひご検討ください。
